Kikiのつぶやき |
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#おうち回顧録です。気が向いたときに書く思い出話。カテゴリおうちでまとめます
私たちの家は、世間的にいわれる、いわゆる「狭小住宅」です。 高さや斜線に関する制約が多い土地で、3階建ても建てられません。テレビで9坪ハウスなんて話題になってますけど、あれは確か3階だか4階建てだかで、総面積は我が家より広いです(笑) 面積だけいうと「そんなに狭くないじゃん」といわれることも多いですが、一戸建ての場合は階段がありますので、その分もマイナスになりますから、最近多いマンションのように、20畳近いリビングが広がる・・・なんてのは無理です。 こんな条件の土地をして、住宅展示場に行くと、とってもブルーになります(笑) 冗談のようにでっかい家ばっかり建っているからです。もちろんあれはショールームなので、実際あんなに大きな家を建てる人なんざ首都圏ではほぼ皆無でしょうけれど、それでも、こりゃむりだ、という気分にさせるには充分です。 ですから、最初、私は、いまどきはやりの「建築家」に建ててほしい、と思っていました。なんか、かっくいい!からです・・・えぇ、ほんとに、私はそのレベルだったのですよ。 それで、ネットで色々調べたり雑誌を買ったりして、ある建築家さんのオープンハウスに行ってみました。場所も私たちの住む予定の土地と近く、建築制限も似ていて面積も近かったからです。 素敵なおうちでした。小さいのにらせん階段はあるし、1階のリビングには太陽の光がさんさんとふりそそいでいます。ほりごたつにも普通の和室にもなる工夫がなされていて、色々使い勝手を変化させることもできるようです。 ・・・・しかし、ふと見上げた私は、唖然としました。2階の床の一部がスケルトンなのです。見学に来ている女性陣は、とまどって上にのることができません。私もその日、スカートをはいていたので、その部分の見学はあきらめざるを得ませんでした。 その場にいた建築士さんに、その点をききました。返事は「スカートのときどうしよう、ということより、日差しを確保するほうに重点をおきました」。そのおうちの施主さんは、そちらを選んだということでしょう。 他にも、金属のらせん階段は、人が歩くたびにかすかに金属音がなります。狭い空間をうまく利用した結果、玄関あけてすぐに冷蔵庫があります。 私たちは二人とも、なんともいえない違和感をもって、帰路についたのです。 建築家さんに建ててもらうメリットは「好きなように建てられること」です。住む人が違えば求めるものも違うので、違和感があってあたりまえです。そう思って、別の機会に、同じ建築家さんの他のおうちも見てみました。 ・・・・間取りも何もかも違うけれど、やはり、建築家さんカラーが強烈にありました。ますます、わからなくなりました。 迷った末、住宅展示場に足を運びました。やっぱり、でかい玄関、でかいリビング・・・嫌味じゃ~んと思っていたのですが、いざひとつひとつの部屋に入ると、シンプル。日本人の悪いところだと思いますが、「標準的」です。おちつきます。建具がきちんとしています。 そんなとき、学生時代に知り合った、大学の建築科の先生の存在を思い出して、年賀状を頼りに手紙を出してみました。そのお返事は、こうでした。 「建築家に建ててもらうということは、洋服で言うと、オートクチュール、フルオーダーです。とても素晴らしい、理想の家が建ちますが、住みやすいとは限りません。よほどしっくりくる建築家と出会うことが出来て、全て任せてもいい、と思えるのならいいけれど、時間もかかるし、ライフスタイルが変わったらいずれ建て直すくらいの気持ちがないと難しい。 それに対して、ハウスメーカーは、セミオーダー。ある程度枠が決まっているので、想像しながら、思った通りの家に近づけることができるし、住みやすい家を建てやすいといえます。 KIKIさんたちは、おそらく、ハウスメーカーという選択の方がいいでしょうね」 ありがとう、Sさん!通っとくもんだ、英会話教室、出しとくもんだ、年賀状。 決まりました。元々、建築家という選択肢に乗り気でなかったダンナさまは、既に興味が工法に移っているご様子(笑) その後、休みのたびにあちこちの住宅展示場を巡り、お世話になったハウスメーカーさんの営業さんとのやりとりになるわけですが、実は初めていった展示場の最初にはいった住宅の最初に対応してくれた人だったという・・・・・これもご縁でしょうか。 というわけで、じゃぁどのハウスメーカーにするか、という話は、またそのうち。ここまでで、話がきてから1ヶ月。
by KikiVicky
| 2005-10-12 16:25
| おうち
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